どうも、悩める診断士のTKです。
本日はこんな悩みにお答えします。
中小企業診断士の資格を活かした副業を考えているんだけど…
- そもそも副業ってどう探したらいいの?
- 副業をするうえで留意点ってある?
- 確定申告は絶対にしないとダメなの?
同じような悩みを抱えている方も多いのではないでしょうか?
今回は「目指せ!月5万円以上!?副業解禁時代にオススメの副業とは?」の後編記事となります。
前編をご覧いただいた方はもちろん、副業が気になっている方全般に役立つ情報となるように記事を作成しました。
まとめで触れますが、副業を上手く活用し、ハイブリッド起業をすることで「収入アップ」や「スキルアップ」につなげてほしい…。
そんな想いで今回の記事を作成いたしました。
- 本記事の内容
- 副業の探し方って?(クラウドソーシング、エージェント、オウンドメディア、紹介)
- 副業における留意点とは?(会社の副業ルール、対応業務の選択)
- 副業で稼げるようになったら絶対にすべきこと(確定申告、開業届・青色申告)
- 本記事の信頼性
- 筆者が中小企業診断士(中小企業診断士登録証の画像はこの記事に掲載)
- 筆者の副業による収入が月5万円以上
ようやく「中小企業診断士」の称号を手にしたものの、なんか想像していたのと違うなぁ…。
試験勉強や実務補習ほどではないけど、もう少しやることがあるかと思ってたのに…。
…中小企業診断士の合格したツワモノたちの心の嘆きが聞こえてきます。。。
しかしながら、待っているだけでは救いの手は1ミリも差し伸べられません…(泣)
「中小企業診断士」になる前は、試験勉強や実務補習等いろいろと大変でしたよね?
その大変さとは裏腹に、「中小企業診断士」になった後は基本的に自ら行動しないと何も起きません!
つまり、救いの手を待つだけでは、せっかく取得した資格を収入面の改善という点で活かしきることができないのです!
…語弊がないように書くと、あくまでも収入面の話であり、実務等での知識や考え方としては大いに役立つ部分がありますよ。
では、収入面の改善につなげるためには?ということで本記事に至るわけですが、まずは前編を簡単に振り返ります。
前編の記事では、独立診断士と企業内診断士の平均年収を確認した後、副業の種類や年収アップに役立つかをみていきました。
しかしながら、子羊くんから指摘を受けたように尺の関係で急遽記事を分割したため、モヤモヤが残る終わり方となってしまいました…orz
そこで後編では、笑うセールスマン喪黒福造に倣ってそんな心のすき間を埋めるべく、副業の探し方や留意点等を見ていきたいと思います。
前編で診断士の懐事情とどんな副業があるかはわかりましたよね?
そーね。でも肝心の副業をどう探したらいいかとかは、まだピンと来てないのよ…
えっと…ですよねー?(汗)後編ではその辺り含めて疑問を解決できるようにしていきます
ふむ…よろしく頼むよ、きみ
…はい(うざっ)
このような方は、最後までじっくりと読んでみてください。
それでは、早速はじめていきます。
目次
副業の探し方って?(クラウドソーシング、エージェント、オウンドメディア、紹介)
まずは副業の探し方について見ていきます。
前編でもご紹介したとおり、中小企業診断士の資格を活かせる副業としては下記6つが挙げられます。
これらを念頭に、探し方として「クラウドソーシング」、「エージェント」、「オウンドメディア」、「紹介」の4つをみていきます
ちなみに筆者の一番のオススメは、クラウドソーシングですね。
クラウドソーシング
1点目として、まずはクラウドソーシングをみていきましょう。
クラウドソーシングとは、インターネットを通して、企業や個人事業主が不特定多数の人に業務を発注するサービスのことです。
一言でいえば、「ネットを介して需要(アウトソーシングしたい企業等)と供給(フリーランス等)をマッチングさせるサービス」ですね。
クラウドソーシングを介した仕事の件数は年々増えているので、中小企業診断士関連の副業を探す際にはもっともオススメできます。
もちろん中小企業診断士関連以外の仕事もたくさんあるので、普通に副業したいという方にもオススメです。
では、数あるクラウドソーシングサイトの中でどこのサイトが人気なのでしょうか?
中小企業診断士にも人気のクラウドソーシングサイトといえば、有名なのが下記の3つになります
- クラウドワークス
- ココナラ
- ランサーズ
これらのサイトは登録後にサイト内で自分のページを持つことができるため、すぐに副業に取り組むことができます。
規模の小さい仕事も多く、中小企業診断士としての実績を積みたい方には最適なサービスといえるでしょう。
しかしながら、これらのメリットがある一方で、当然ながらデメリットもあります。
一番のデメリットといえば利用料でしょうか…システム利用料として報酬の約20%を引かれてしまいます…。
まあ、この辺はマッチングサイトを使う以上は致し方ないとして、3社の中でオススメはクラウドワークスになります。
理由は他の2社に比べて、案件数が多く、未経験でも受けられる仕事も相当数あるためです。
登録方法も簡単ですので、時間のある方は行動するという意味でも登録だけでも済ましておくことをオススメします。
下記にクラウドワークスのリンク先を掲載しておきますね。
なお、テレビCMもやっていることのでご存知の方も多いと思いますが、ココナラも悪くないです。
少なくともランサーズよりも断然オススメで、個人的にランサーズは対応含めイマイチな感が否めません。
…ちなみに筆者と子羊くんのアイコンはココナラで作ってもらいました(笑)
気になる方は下記にココナラのリンク先を掲載しておくので、登録だけでもしてみてはいかがでしょうか?
なるほどねー…早速クラウドワークスとココナラに登録してみたよ♪
おお、行動が早い!
善は急げってね♪
子羊くんもちゃんと成長してるんですねー♪
まーねぇー(田◯さん風)♪…って、は?(なんかバカにしてねーか、こいつ…)
…ん?(やべっ、バレたか)…さー、次いってみよー
エージェント
2点目として、エージェントをみていきます。
ちょっと敷居は高いですが、フリーのコンサルタントとして活躍したい方は、エージェントへの登録はマストといえるでしょう。
エージェントというと転職支援サービスのイメージがあるかもしれませんが、案件紹介を手掛けているところもあります。
エージェントを利用するメリットとしては、下記が挙げられますね。
なお、仕事を獲得するには詳細情報を入力する必要があるので手間がかかり、案件により断られることも少なくありません。
とはいえ、多少のデメリットはあれど、フリーのコンサルタントが抱える次のようなリスクに比べたら、全然マシかと思います…。
いうまでもありませんが、企業側が見ず知らずのコンサルタントに依頼を検討する理由としては、費用の部分が大きいでしょう。
とはいえ、安物買いの銭失いにならないためには、企業側もしっかりと諸条件をチェックすることを考えれば、このリスクは納得ですね。
なお、コンサル業界に絞っていえば、アクシスコンサルティングが有名ですね。
こちらは筆者が登録していないので詳細は述べませんが、気になる方は調べてみてはいかがでしょうか?
オウンドメディア
次に3つ目として、オウンドメディアをみていきます。
オウンドメディアは名前の通りですが、自社(自分)で保有するウェブサイトやブログの事ですね。
前編でも触れたようにオウンドメディアでの収益化の方法は、運営するなかでの広告収入がメインになります。
しかしながら、それとは別にオウンドメディアは、お仕事の問い合わせ窓口という役割も担いっているのです。
コンテンツが充実していて、かつ有用な記事をたくさん発信しているメディアってなんか信頼できそうな気がしませんか?
そう考えるとコンサルタントを目指す方にとって、オウンドメディアは顧客を獲得するための貴重なツールということになります。
ほぅ…んじゃ、早速オウンドメディアを作って、ジャンジャンお客さん獲得すんぞ♪
バカな子羊くんはこう考えます。
しかしながら、オウンドメディアを作成した直後から、すぐに顧客獲得につながる事はありません。
一般的には下記のような流れをたどりますが、予備知識が長けている人を除いて、①~③までいくのにはそこそこの時間を要します。
もちろん人によりけりですが、週1での情報発信を考えてる人であれば、6か月くらいで③の状態になっていれば悪くないかと思います。
- サイトやブログの運用を始め、数本記事をアップ(収益:0円)
- 信頼できる記事が増え、少しずつ閲覧者数増加(収益:0~数百円)
- SEOを意識した記事で検索上位になり、さらに閲覧者数増加(収益:数百円~数万円)
- 仕事以外のコメントや問い合わせの件数が増加(収益:数千円~数万円)
- 個人事業主や経営者からお仕事の相談が…!!!(収益:???円)
ちなみに無知の人でも最近はブログ開設の記事等も多くなってきているので、問題なくつくれますよ。
(私もあとあとはそういった記事も作成する予定です…はやめに作れるよう頑張ります…)
なお、①~③の過程でIT関連やマーケティング関連、またSEO知識を深め、ライティング技術も高めることができます。
ただ、多くの方は③で断念してしまうので、早期の収益化を狙わず、田中貴金属方式で地道にコツコツと継続させていくのがポイントといえますね。
うぉぉぉー、俺は毎日書くぜー!!!!!
…無理しないでくださいね(そんな時間あるのかな)
・・・1ヶ月後・・・
くぅー…もう無理だぁ…ネタもないし、閲覧者数も増えないし…
…ブログは早期に収益化できる人でも数カ月は普通にかかるので、1ヶ月じゃ到底無理ですよ
えっ、そうなん?
加えて、子羊くんのように燃え尽き症候群にならないためにも無理のない程度に続けていくことがオススメですよ
そっかぁ…ブログも簡単じゃないのね…
まぁ、焦らず気楽に頑張っていきましょう!
紹介(先輩診断士・診断協会)
最後に4つめとして、先輩診断士や診断協会といったところからの紹介ですね。
これは説明するまでもないので、簡単な説明とさせていただきます。
前編にて中小企業診断士は、得意分野を持っておけば強みになるといったことを覚えている方もいますかね?
中小企業診断士は横のつながりが強く、業界内で協力して業務を行うケースが多いです。
特に実績豊富な中小企業診断士となれば、引く手あまたであることは容易に想像できますね。
ただ当然ながら、一人で対応できる量は限られているため、知人にサポートを依頼したり、チームを組んで対応するケースが多いです。
つまり、サポートメンバーやチームメンバーとして、仕事を紹介してもらえる可能性があるというわけですね。
そのスキルが認められ、この分野は今後もコイツにお願いしたいなって思ってもらえれば、さらに仕事のチャンスは広がります。
では、紹介で仕事を得るために大事なことはなんでしょうか?
これに関しては、下記の2つが挙げられます。
- 中小企業診断士のイベント(勉強会、懇親会等)に積極的に参加する
- 中小企業診断士としての専門知識やスキルを継続的にブラッシュアップする
イベントは中小企業診断協会が催すものでも、先輩が開催する飲み会でもOKです。
しっかりコミュニケーションを取り、「コイツ、いいな」ってまずは思ってもらえるように努めましょう!
副業として、経営診断といった業務に関われる機会は少ないです。
しっかり人脈を気づくことで、効率よく貴重な仕事をGETできるといいですね♪
ついに僕のコミュニケーション能力の高さを活かす時がきたか…
おっ、コミュニケーションに自信あるんですか?
ふっ…特別に見本みせてやるから黙ってそこで見てなよ、ボーイ♪
(急に態度変わったな、コイツ)…はい、勉強させてもらいます♪
せんぱーい、のど乾いてないですかぁ?あっ、肩もみますよ!他にも…
…(最低だな、コイツ)
…えっ、アンパンと牛乳ですか?すぐに買ってきまーす♪
(…俺のも買ってこい、カス羊)…みなさんはこれを反面教師にしてくださいねw
副業における留意点とは?(会社の副業ルール、対応業務の選択)
次に副業における留意点をみていきます。
留意点はあげればキリがないのですが、気になる方が多い論点の2つに絞ってみていきたいと思います。
会社の副業ルール
まずは会社の副業ルールですね。
副業を始める前に、自分の勤務先が社員の副業を認めているかどうかを必ず確認するようにしてください!
今回のタイトルとしてますが、世は副業解禁時代…とはいえ、中小企業になると副業を認めてないというところも珍しくありません。
また、副業を認めている企業でも、副業規定なるものでルールを設けたり、会社の許可を必要とするケースも珍しくないでしょう。
当然ながら、禁止されているのに副業をしたり、許可を取らずに副業をした場合、バレた場合のリスクが大きくなります。
あとあとトラブルにならないようにリスクの芽は早期に摘んで、気兼ねなく副業に取り組めるのが理想といえますね。
なお、原則禁止としているところでも、あきらめずに「中小企業診断士」という資格を武器に交渉してみてください。
難関国家資格を取得してなお、知識の向上やスキルアップに努める頑張り屋さんをないがしろにはしないでしょう。
もし、ないがしろにするような会社であれば、転職や独立を考えても良いと思います。
そのような環境では、「中小企業診断士」の資格は活きないし、おそらく今後も活きることはないので…。
それでもこっそり副業したいという方は、住民税の徴収方法を「普通徴収」にしておけば、通常はバレることはありません。
…当然ながらオススメはできないので、この方法を用いる場合はあくまでも自己責任でお願いします。。。
へぇー、住民税の徴収方法ひとつでバレないもんなんだねー
意外にチョロいですよねw でも、精神衛生上も良くないし、オススメはしませんよ
そうだよねー、バレる不安を抱えながら副業は避けたいなぁ
…ボソボソ(羊くんはこっそりやる側な感じがしますけどね)
ん?なんかいった?
…いや、なにも。堂々と副業が出来ると良いですね」
対応業務の選択
次に対応業務の選択について見ていきましょう。
副業を行う上で注意すべきポイントとしては、業務のバランスをしっかり考えることが挙げられます。
当然ですが、副業のせいで本業の業務に支障をきたすわけにはいきません。
平日に会社勤めをしている方であれば、平日の夜と土日祝日を副業の時間として充てられます。
「暇な時間は全部使って稼ぎたい」「平日の夜は無理をすると次の日に響く」「家族との時間も大切にしなきゃな」
各々の生活環境によって、副業への取り組み方も考え方もさまざまかと思います。
いずれにせよ、本業がある以上は副業に充てられる時間は限られています。
この限られた時間を有効に使い、無理のないスケジュールで取り組みようにしてください!
あぁぁぁぁー…提出期限に間に合わん!…もうこれで出しちゃえ…ポチっとな
・・・1時間後・・・
…さっき送ってもらったデータですけど…なんですか、アレ?
(ギクっ)えぇーっと…なんかおかしかったですか?
…あれのどこがおかしいかもわからない方には、今後お仕事をお任せできませんね
そ、そげな…あ、あの…ところで今回の報酬は…?
…あると思います?
…ですよねー(…チェだぜ!)
…これにより損害が生じた場合には、むしろ賠償請求されることも考えられますね…おそろしい。。。
こんなことにならないように自分のできる業務とそれに充てられる時間をきちんと見極めるようにしてくださいね!
副業で稼げるようになったら絶対にすべきこと(確定申告、開業届・青色申告)
最後に、副業で稼げるようになったら絶対にすべきことを見ていきます。
こちらは先程の留意点の延長みたいなものですが、お金が関係する項目なので別立てにしました。
年間で20万円以上稼ぎたい、または既に稼いでるという方も必見です!
納税額を抑える方法も記載しているので、ぜひご参照ください。
確定申告
先ずは確定申告から見ていきましょう。
副業をするということは、所得が増える一方で、それに応じて納税額も増えることになります。
本業がある方は会社が年末調整をしてくれるので、必要書類を提出さえすれば自分で確定申告をすることはありません。
しかしながら、副業で年間20万円以上の収入を得る方は、別途確定申告を行う必要があります。
確定申告をしないと申告漏れとなり、あとで追徴課税の対象となり、延滞税等が上乗せされた金額を支払うことになります…。
ちなみに年間20万円以下であれば確定申告は不要という言葉を耳にしたことがある方も多いのではないでしょうか?
勘違いしている方が多いので説明すると、これはあくまでも所得税の話で、住民税に関しては申告が必要になります。
そのため、副業による収入がある方は、年間20万円以下のときでも必ず住民税の申告をしてください。
こちらも申告漏れをすると、あとで延滞税が加算された金額を支払うことになります。
確定申告しないでいいのはわかったけど、住民税の申告ってどうすればいいの?
各自治体の窓口で住民税申告書をもらって申告すればいいんですよ
あっ、そういう紙があんだね。きちんと覚えておかないとなー
くれぐれも申告漏れがないように気を付けてくださいね
開業届・青色申告
次に開業届と青色申告について見ていきます。
副業である程度収入を得られるようになった方は、開業届の提出をオススメします。
開業届の提出をオススメする理由は、ズバリ「青色申告ができる」ことにあります。
青色申告とは、複式簿記に基づいて帳簿を記載し、その記帳から正しい所得や所得税及び法人税を計算して申告することをいいます。
では、青色申告をすることのメリットとは一体なんなのでしょうか?
政府も青色申告を推奨するだけにメリットはいくつかあるのですが、ここでは抜粋してお伝えすると…
最大のメリットは、青色申告特別控除による税金の優遇措置といえるでしょう。
諸条件を満たした上で「青色申告承認申請書」を提出することで、最大65万円の控除が受けることができます。
なお、提出は「青色申告承認申請書」だけでよく、帳簿は提出不要(ただし、7年間は保管する必要あり)です。
年収500万円くらいの方であれば、計算過程は省きますが通常の確定申告(白色申告)と比較した場合に13万円の差が出ます。
この金額がそのまま手元に残ることを考えれば、それだけでもメリットは大きいですよね?
もうひとつ例を挙げると、事業収入から青色申告控除と経費を差し引いた事業所得が48万円以下であれば、所得税は0円となります。
節税はもとより、副業で稼げる金額も大きくなるので使わない手はないと思います。
青色申告マジ半端ねぇー
副業に取り組むなら、間違いなく活用すべきものといえます
でもさ…開業届とか青色申告とかやり方わからないし、めんどくさいんじゃないの?
ふっふっふっ、予想通りの質問ありがとうございますw それに関してはこの後に説明しますね
さて、子羊君と同じように思った方も多いのではないでしょうか?
たしかに紙の時代であれば、正直めんどくさいっていうのは否定できませんが、しかし今はネットで色々できる時代です。
開業届も青色申告承認申請書の作成も「freee開業」を使えば簡単にできるし、帳簿作成も「freee会計」を使えば簡単にできますよ。
というわけで、このあとに「freee開業」を用いた開業届・青色申告承認申請書の作成の流れを説明します。
加えて、「freee会計」を用いた帳簿作成のメリットも説明して、本記事を締めたいと思います。
下記にリンクを掲載するので、副業で稼ぎたい人はこの後の説明を参考に登録を済ませてしまいましょう!
なお、すぐに開業届を出さない、確定申告を行わないという方は読み飛ばして大丈夫です。
freee会計はまだしも、freee開業の流れだけみても、ぶっちゃけ面白くないですからねw
開業届・青色申告承認申請書の作成~freee開業~
開業freeeは、下記のような書類を容易に作成できるクラウドサービスです。
各書類に関する詳述はしませんが、ここでは開業届と青色申告承認申請書を取り上げています。
- 個人事業の開業・移転・廃業等届出書(開業届)
- 所得税の青色申告承認申請書
- 給与支払事務所等の開設・移転・廃業等届出書
- 源泉所得税の納期の特例の承認に関する申請書
- 青色専従者給与に関する届出書
freee開業を用いた開業届・青色申告承認申請書の作成の流れは、下記のとおりです。
なお、こちらは2023年2月時点の画面を基に作成しており、アップデート等で文言が変更となる可能性があることは予めご了承ください。
先延ばしにすると登録しないだろうなー…今やっちゃおうかなー
賢明な判断かと。では上記バナーか下記リンクをポチって一緒にやっていきましょう!
- freeeにアクセスし、「製品を探す」から「開業届作成サービス」をクリック
- 右上の「無料で始める」もしくは中央の「開業書類を作る」をクリックし、メールアドレスとパスワードを入力
- 「準備」の画面が表示されるので、「申請者の情報を入力してください」より氏名や住所等を入力して「保存」
- 「主に仕事をする場所はどこですか?」より、任意の項目を選択して「保存」
- 「どのような仕事をする予定ですか?またはしていますか?」より、任意の項目を選択して「保存」
- 「事業の屋号と開始日を入力してください」より、屋号の入力可否を選択し、事業開始日を入力して「保存」
- 「収入について教えて下さい」より、収入の種類(基本的には事業所得でOK)を選択して「保存」
- 「事業主以外の従業員について教えてください」より、任意の項目を選択して「保存」
- 「確定申告の種類を選びましょう」より、「青色申告 55万円控除」を選択して「保存」
- 「提出」の画面が表示されるので、「①書類の提出先を選択しましょう」より、住所を選択し、提出先税務署を確認
- 「②書類の提出方法を選択しましょう」より、任意の項目(スマホもしくはPCで電子申請、持参、郵送)を選択
※このあとからは、スマホもしくはPCでの電子申請を選択した場合の説明をしていきます。 - 「③書類を確認しましょう」より、「書類を確認する」
※「個人事業の開業・廃業等届」と「所得税の青色申告承認申請書」の記載があれば大丈夫です。
※11にて持参と郵送を選択した方は、印刷をして税務署に提出してください。その際に必要なものは下部に記載しておきます。 - 「④電子申請に必要な準備をしましょう」より、「freee電子申告アプリ」をインストールし、「freee電子申告開始ナビ」から必要な準備を行います。
※freee電子申告開始ナビは、利用者識別番号を取得することが目的で、画面の案内通りに対応するだけでOKです。 - 「⑤書類の提出・受付結果の確認をしましょう」より、「書類の提出」と「書類の受付結果の確認」を行います。
書類の提出が問題なく完了すれば、受付結果が確認できるようになります。 - 「次へ」をクリックすると、「始動」の画面にいき開業届の提出が完了です!
この後は必要に応じて、freee会計の利用等ご検討ください。
なお、持参する際には、下記を持っていくようにしてください。
- 開業届
- 青色申告承認申請書
- 印鑑(訂正の際に使用)
- マイナンバーカードの写し、またはマイナンバー通知書の写し+身分証明書の写し
また、郵送の場合は訂正ができないので、間違いがないことが前提であり、下記を同梱する必要があります
- 開業届2部(正本、控え)
- 青色申告承認申請書
- マイナンバーカードの写し、またはマイナンバー通知書の写し+身分証明書の写し
- 返信用封筒(切手も貼付)
なんかやること多そうに見えるけど…
テキストで見るとそう見えるかもしれませんが、10~15分あれば終わりますよ
あっ、そんなもんなの?
13のところがマイナンバーカード使ったりとやや時間がかかるくらいです
それでもトータル時間考えれば、たいした手間じゃなさそうだね
そうですね、ぜひやってみてください!
青色申告用の帳簿作成~freee会計~
ここでは青色申告用の帳簿作成にfreee会計を用いるメリットをお伝えします。
freee会計では、〇✕形式の質問で書類作成をやさしくサポートしてくれるだけでなく、必要な計算は自動で行ってくれます。
freee会計を用いるメリットとしては、下記の4点が挙げられます。
- 銀行口座やクレジットカードを同期した自動入力が可能
銀行口座やクレジットカードを同期することで、利用した内容が自動で入力されます。
また、日付や金額だけでなく、勘定科目も予測して入力してくれます。 - 現金取引の入力が容易
「いつ」「どこで」「何に使ったか」を入力するだけで、簡単に帳簿づけを行うことができます。
また、自動的に複式簿記の形に変換してくれるため、初心者の方でも安心です。 - 各種控除や所得税の金額を自動で算出できる
〇✕形式の質問に答えることで各種保険やふるさと納税、住宅ローンなどの控除額を自動で算出してくれます。 - 確定申告書を自動作成
取引内容や質問の回答をもとに確定申告書を自動で作成することが可能です。
その後は、税務署へ郵送もしくは電子申告(e-tax)を行い、納税を行うことで確定申告は完了となります。
ふーん…freee開業といい、freee会計といい、なかなか便利そうじゃないの♪
ええ、ネット社会の恩恵を感じますね
とりあえず僕はバリバリ稼ぐつもりだから、開業届とか作るわ
稼ぎたいなら、青色申告を使わないって選択肢はないですからね
まとめ
最後までお読みいただきありがとうございます。
今回は「副業編」の後編として、副業の探し方や留意点などについて解説してきましたが、いかがでしたか?
早速クラウドソーシングに登録した方もいれば、開業届を出したという方もいるのではないでしょうか?
中小企業診断士として活躍したい方に副業はお勧めです!
特にコンサルタントとして活躍したい方は、いきなり独立したり、コンサル業界に転職する前に副業をしてみましょう!
会社に在籍したまま独立を見据えた副業を行う「ハイブリッド起業」により、不確実性を低くすることができます。
具体的には、収入面での不安はもちろん、自分にコンサルとしての資質があるかといった不安の軽減につながります。
副業を通して、うまくいかなそうな場合は会社に残る選択をするもよし。
逆にうまくいくと確信が持てたならば、独立ないしはコンサル業界で経験を積むといった判断もできます。
んー、確かにいきなり独立とか転職ってかなりリスキーだよね…
不確実性の高い今の時代、柔軟な意思決定をすることでリスクは極力抑えたいというのは誰もが思うことですよね?
「収入アップ」や「スキルアップ」はもちろん、「不確実性を抑える」を行うためにも、ぜひ副業にチャレンジしてみてください!
よっしゃ、早速やったるぜー♪
おぉ、張り切ってますねー
まずはクラウドサービスでも見てっと…おっ、これとこれ良さそうじゃん♪
…
あっ、これもやろっかな…こっちも検討しよっと♪
(コイツ…ブログ失敗したのに懲りてないな)…できる範囲を見定めて副業に取り組みましょうね
(ギクッ!)あっ、当たり前じゃん(汗)僕だって、ちゃんと学習してるんだから
…ならいいのですが
子羊君のように熱が冷める前に副業に取り組むのも大事ですが、くれぐれも自分のキャパを考慮して取り組むようにしてくださいね。
そして、稼げるようになったら、節税のためにも青色申告で確定申告するようにしましょう!
今回は以上です。ありがとうございました。